京都 広隆寺をたずねて


 
広隆寺には国宝第一号の弥勒菩薩半跏思惟像(みろくぼさつ・はんかしいぞう)が安置されている。その他にも霊宝館には、国宝の十二神将、阿弥陀如来坐像や重要文化財の千手観音菩薩など数多くの仏像が安置されている。残念ながら、国宝の建造物の桂宮院本堂は、非公開となっている。
 


JR山陰本線「太秦駅」うずまさと読むのだが読めなかった。乗り換えるまでもなさそうなので京都駅から太秦駅まで行き、そこから徒歩とした。


途中に映画村があったがそこは寄らずに広隆寺へ

 

入口にはどっしりとした南大門は、瓦の屋根で仁王像が見張っている。


南大門を一歩入ると広い境内で、目の前の車の往来とは別世界となった。


 正面最初の講堂は重要文化財で、京都最古の建物といわれ、1165年に再建されたもの。俗に赤堂とも呼ばれている。




その先に上宮王院太子堂(本堂)1730年の瓦屋根入母屋造りで、本尊の聖徳太子像が安置されている。毎年11月22日のみ開扉される。




拝観料700円で霊宝館に入れる、いよいよ弥勒菩薩。
霊宝館の中には弥勒菩薩の他にも国宝・重要文化財の仏像が数多く展示されているため、薄暗い中、圧倒された雰囲気がある。
 

弥勒菩薩のやわらかな表情が多くの人が魅了される。



 
 

国宝建造物めぐりとしては、桂宮院本堂(八角円堂)は非公開だが、なんとかしたいところ。建物がある位置が駐車場だったので、駐車場の塀からのぞき見をすることができた。背伸びしてやっとの思いだった。
 


広隆寺の国宝建造物、桂宮院本堂は別名八角円堂といい、1251年建長3年に再建された鎌倉建築で、法隆寺夢殿と同じつくりである。
 


のんびりと広隆寺ですごしたが、まだ時間があったので、南大門の目の前にある京福電鉄にのり、予定になかったが、嵐山に向かうことにした。