鎌倉 円覚寺舎利殿をたずねて


 
JR北鎌倉の駅を降りてすぐに円覚寺がある。というより、円覚寺の敷地の中に北鎌倉の駅があるといってよいと思う。踏切を渡ると円覚寺である。

 


円覚寺の山門は、隣の建長寺に劣らず、堂々としたものだ。


山門に続き、仏殿には本尊の釈迦如来があった。
建物はコンクリの柱だったので、建造されて時間がたっていないのであろう。表示された説明案内には4回建て直していると書いてあった。
 


 

 

 


国宝建造物として指定されているものは、円覚寺は舎利殿のみである。舎利殿は入場できないので、今回は遠くから眺めただけである。
遠くからでは舎利殿は屋根の部分的しか見えない。
 

 

 
 
 
 
 

舎利殿は11月3日に公開される。 お正月と5月のGWも年によって公開されるらしい。
国宝円覚寺舎利殿のせりあがった屋根は唐様といわれているが、同じ国宝に指定されている東京の正福寺地蔵堂・山口の功山寺仏殿を思わせる。

 

円覚寺の中には、国宝建造物の舎利殿の他に工芸品のジャンルではあるが、国宝円覚寺梵鐘がある。

円覚寺梵鐘は、供鐘(おおがね)といわれている。
 
 


奥に見晴らしがいいお茶屋がある。
「甘酒やお汁粉で」と気持ちよく女性に声をかけられたので、小腹のすいたお腹の足しになりそうなのでさっそくありついた。
あまーいお汁粉が味わいながら、のんびりと景色を堪能できたので満足である。
 
 
 

 
今日はおしるこで締めくくりができたが、紅葉時期に円覚寺を初めてゆっくり約2時間かけて味わうことができた。