鎌倉 円覚寺梵鐘をたずねて

 



円覚寺の国宝は舎利殿と梵鐘がある。
舎利殿は国宝建造物であるが、梵鐘は工芸品である。
私の中では、梵鐘は一体となった鐘楼と鐘の音を総合して見るべきではないかと感じている。
鐘の音はその場所で鐘楼との響きも含めての話である。
残念ながら国宝に指定されている13の梵鐘は勝手に叩いて鐘の音を聞けない。
 
円覚寺の梵鐘は、供鐘(おおがね)といわれている。
 
 

「国宝のおお看板に引き寄せられ、階段の手前まで来て、階段を見て昇るのをやめる人も少なくない。
おそらく100段以上の階段をのぼらなければならないので、訪れる人は限られる。
多少運動不足の人は息がきれるがたいしたことはない。
せっかく円覚寺まできて、舎利殿は公開日が少ないし、国宝の梵鐘ぐらい見たいものだ。
 

 
円覚寺梵鐘は、国宝だけあって迫力がある。
 
 
見晴らしがいい所にお茶屋があった
「甘酒やお汁粉はいかかですか」と気持ちよく声をかけられたので、小腹のすいたたしになりそうなのでさっそくありついた。
期待していなかった分、自分好みのなかなかのあまーいお汁粉が味わえた。
 
今日はおしるこで締めくくりができたが、目では紅葉、初めてゆっくり約2時間かけて味わえた。

 

 

 円覚寺梵鐘について