興福寺をたずねて 


 

興福寺にはたくさんの国宝・重要文化財がある。

仏像などの美術工芸品は「国宝館」に保存されている。

国宝館へ入るとなぜか人が多いのに静寂した空気に包まれる。有名な阿修羅像も以前に国立博物館でお目にかかったが、国宝館の方が正面からしか見えないが居心地がよさそうである。


興福寺のランドマークである五重塔
一時は売られるところまで衰退したこともあるらしいが、どっしりとした威厳がある。

国宝 興福寺五重塔

 


五重塔隣に東金堂は拝観料を払えば中に入れる。

国宝 興福寺東金堂

 


中金堂の再建工事が本格的になってきている。
完成は平成30年ということで待ちどおしいがまだまだ先である。



 

 



個人的に梵鐘が好きなので、南円堂横の梵鐘の写真を撮ったが、国宝の梵鐘は「国宝館」にある。

南円堂横の梵鐘



南円堂



北円堂は鎌倉時代のもので国宝である。

国宝 興福寺北円堂



南円堂の裏にあたる坂を下りたところにあるので目立たないが、国宝三重塔がある。

国宝 興福寺三重塔



興福寺は国宝建造物が五重塔、三重塔、北円堂、東金堂の4件、

美術品の国宝・重要文化財が多数ある貴重な文化財の拠点である。

今工事中の金堂が再建されると興福寺全体が蘇ることになる。本当に楽しみである。


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