山口 香山公園 (璃光寺五重塔) 


 

 瑠璃光寺敷地一帯は、「香山公園」として、きれいに整備されている。


 

 

 香山公園

山口瑠璃光寺 香山公園
 

 

 
・国宝五重塔
・瑠璃光寺本堂
・手をたたくと不思議に反響する「うぐいすばりの石畳」
・薩長の志士達が密談をした「沈流亭」
・毛利一族のお墓
・五重塔歴史館
など敷地内に他の施設が集合している。
 

大内弘世(おおうちひろよ)

本拠地を山口へ移転し、京都をまねた街づくりをし後の大内文化繁栄の基礎をつくった人。
馬上から山口市内を見渡す。
 
 

うぐいす張りの石畳(奥が毛利家の墓)


階段に向かって手をたたいたり、足踏みするとその音が反響する

 

沈流亭


 

薩長の志士が密談した沈流亭


香山公園の中にある「枕流亭」(ちんりゅうてい)という建物を少し詳しく紹介したい。
 建物の看板説明書きによると、山口市内から移築されたもので、薩摩、長州、坂本龍馬などが倒幕の密談をした場所だったらしい。

その建物「枕流亭」は解放されている。

一階はパネル展示になっていて、明治維新に活躍した人の顔写真と紹介がされている。
二階は当時のままのようだ。その二階からは、瑠璃光寺五重塔が木と木の間から見える。

二階の畳に座り、江戸末期の密談風景を想像しながら、600年前の五重塔をみているとなぜか不思議な気がしてくる。

 

 

瑠璃光寺に立ち寄るバスツアーでは、「枕流亭」は素通りというか、よらないので、知る人ぞ知る場所である。
 

枕流亭の二階の畳で胡坐をかいて、五重塔を眺めながら、明治(沈流亭)と安土桃山時代(五重塔)の両方を満喫する贅沢な時を味わう。