根来寺をたずねて(探訪記)


このお寺は、全盛期は400万屐堂塔700、寺領72万石であったという。
興教大師(こうぎょうだいし)覚鑁(かくばん)上人が、真言宗の立て直しで対立し、この地に追われた背景を考えれば、凄い規模の発展である。
幾多の歴史を重ねて今があるこのお寺は、来てみるとそんなことは感じないくらい、自然と一体になった大きなお寺である。
駐車場にあった看板にもその大きさがわかる。駐車場の位置が大塔に近い位置にあるため、入口が横からになったが正面の大門の方から入るともっとイメージが違ったと思う。
 
根来寺について詳しく

 

 

 
真夏の暑い日でもあり、訪れる人もまばらであった。

国宝根来寺大塔は、一番大きい木造多宝塔である。高さ40メートルどっしりとして大きい。

なぜかしばらくすると、草刈りの作業が始まりけたたましい音がはじまってしまったが、その機械が止まると静けさが余計にわかる。作業の方々により、きちんと手入れも行き届いていることは、庭園も含めた全体と通して感じた。

 

 

この大師堂は重要文化財に指定されている。


大塔の隣には大伝法堂が堂々とした風格で並んでいる。
古絵図にも、大師堂、大塔、大伝法塔と現存と同じ位置に書いてあるので、配置は今と同じであると思われる。




境内には、木々と小川のせせらぎがあり、さわやかな感じがする。




有料であるが本坊まわりの名勝の庭園が見学できる。
この庭園は、水と緑が豊かな庭園であるので飽きずに見れるが、現実、手入れが大変だろうと思ってしまう。

 

大きな池の真中に聖天堂があり、聖天尊が安置されているという、蓮の池もあり、優雅なばしょで雰囲気が違う。


 


このお寺の波乱の歴史を感じない。のんびりと見させてもらった。
ここに来る前、高野山から下りてきたが、高野山はかなり涼しかった。
下に降りてここ根本寺は、真夏のかなり暑さを感じる。この差は大きい。


四季折々の自然が楽しめる場所ということなので、今度はどの季節に来ることになるか。
楽しみである。