神戸 太山寺をたずねて



兵庫県 神戸市にある唯一の国宝建造物「太山寺本堂」

太山寺のある場所は、神戸といっても海沿いのハイカラなイメージではなく、山に囲まれた郊外の静かな所にあり、行く前の私のイメージとは違った。
地下鉄で行く方法もあったが、今回はレンタカーで行くことにして、兵庫県の国宝建造物をめぐることにした。最初のスタートがこのお寺だ。

太山寺の手前に温泉があり、大きな看板に「太山寺」とあったのですぐわかった。
 

 


真夏の暑い時のそれも昼間なので、人気もなく蝉の声だけである。
仁王門は堂々としている。
 


仁王門をくぐると酒屋さんや民家、田んぼなどあるが、南北朝時代には、支院41ヶ坊      もあり、今は5ヶ坊に減っているものの当時の繁栄ぶりが覗える。
 


階段の上に中門があり境内がある。 


境内への階段をのぼると、想像以上の堂々とした本堂が真正面に見える。
入山は有料できちんと受付料金所がある。
 

国宝 太山寺本堂





正面20メートル、側面17メートルあるだけあって、本堂の中は ひろびろとしている。


本堂からの眺めは気持ちよく、しばらく座ってぼんやりしていた。
真夏で頭がぼーっとしていたが、自然の風が気持ちいい。


阿弥陀堂


  

太山寺三重塔は境内の中で存在感がある。

 
真夏の暑さで熱射病になりそうだったので、今回は奥の院の地蔵堂までは行かなかった。次回の時はそちらまで足を延ばしたい。

 

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