中尊寺金色堂をたずねて


 

 世界遺産の平泉

ついに念願の中尊寺の金堂に行きました。

2月という時期もあって、朝9時ですが人影まばらな感じです。
その方がよいのですが、地元の人の経済効果を考えると・・・・

探し方が悪いのか、平泉には宿がなかったので、前日一ノ関に泊まりました。
前日の一ノ関では、約一時間ほど、酒蔵や松尾芭蕉の碑を散歩しました。
どこかのんびりとした雰囲気を味わって今日を迎えました。

平泉駅から中尊寺までは、バスかタクシーでないと、歩くのにはちょっとという感じで観光案内の人が行ってましたので、今回はバスと徒歩を組合わせて平泉をまわることにしました。午後から夕立の様な激しい雨に突然遭遇し、傘もなく、すごすごと退散してしまいました。もう少しゆっくりしたかったのですが残念です。また次に来いということでしょう。
 

 

 
中尊寺は、850年比叡山延暦寺 の慈覚大師円仁により開山しました。
慈覚大使円仁は、たくさんの弟子を連れて、この東北の地に来たようです。

中尊寺入口では、案内ガイドのマシンがありましたので借りることにしました。
預け金500円と使用料500円の合計1000円です。預け金500円は返却時に戻ってきます。

杉木立は歴史を感じます。

 

中尊寺本堂です。
本堂は明治42年に再建されたものですが、総本山である比叡山延暦寺より分灯された「不滅の灯」が灯されています。



 

金堂に入る前に拝観券を購入し、宝物館にて、歴史も含めていろいろと知識を得られます。

讃衛堂(宝物館)
藤原三代(藤原清衡、基衡、秀衡)の偉業をたたえるという意味らしいですが
国宝、重要文化財など3000点がここに保管されているようです。






いよいよ金色堂ですが、中は撮影禁止です。
目にしっかりと焼き付けて見ました。
事前に資料等を見ていましたが、直に見ると1124年のものとは思えないすごいです。
藤原家の盛衰を感じ胸が熱くなりました。




ここまで来たというか、ここに来たかったんですね松尾芭蕉さんは。

夏草や兵どもが夢の跡

五月雨の降り残してや光堂

と有名な句を二つも残しています。
 




帰り道、お汁粉を食べたくなる雰囲気でしたので頂きました。

この時点ではまさか雨が降る予想もしないぐらい穏やかな天気でした。


 

天気が変わりやすい地域なのでしょう。
突然の大雨で、バス停も屋根がなく、非難するのも大変でした。

また次に来いというお告げだと思い、帰ることのしました。
 

中尊寺金色堂について⇒