江戸時代幕末以前に建立され、現在でも残っている五重塔は22塔ある。
そのうち東京に2塔ある。一つは、池上本門寺、もうひとつは上野寛永寺である。
今日は池上本門寺五重塔に行った。なかなか近いと訪れるチャンスがないものである。
立春とはいえまだまだ寒い冬、太陽の日差しでなんとか救われている感じの日である。
東急池上線の池上駅を降りると人も多いが、流れはばらばらで、どちらに行くか案内はなかったが、なんとなく雰囲気の方向に向かっていくとお墓参りの人らしい人たちの流れにあわせて不安なく行ける。さすが東京池上となると土曜日歩いている人が多く、特にこの地域は人々には庶民的な生活感がただよっている。
行く途中は、くずもちの看板でお店が数件目立った。お店も新しいきれいな店だったので、お土産として繁盛しているのであろう。帰りに土産で買ったが4人前で600円とお土産として比較的低価格で安上がりですんだ。
遠くから境内に向かう階段が見えてきた。なんとなく境内の広さを想像できる。
階段は96段加藤清正がつくったと案内板に書かれていた。一歩一歩段数を数えながら確かに96段、多少息があがったがまだまだ大丈夫である。階段をあがって見渡すと高層ビルもないのもあるが下を見渡せるいい場所に場所にある。
本堂、門も最近のコンクリート製ではあるが、スケールは大きい。
五重塔は、本堂から離れたお墓の一体のある場所にそびえ立っている。当然五重塔のてっぺんには行けないのであるが、当時はさぞかし目立ったであろう。
初層、二層は瓦で、3から5層は銅葺きになっている。大修理が行われた時からということで、全体も新しいイメージがあるが、建立は1600年である。
池上館の展望台があったので、そこに上り遠くを見ると富士山が見えた。きりがかかっているのですっきりはしていないが、ここから富士山が見えるのには感動した。
そして、少し周りを散策したら、2〜3か所面白いことにでくわした。
なんと!力道山のお墓がある !!
力道山のお墓の案内板
力道山は戦後の日本人の心を支えた英雄。
力道山のお墓
五重塔の隣に井戸が!
井戸水を汲んでいる人がいたのでわかったが、気がつかなかったであろう。
獅子舞!!
獅子舞が子供たちを喜ばしていた。
隣の公園でおはやしとともに獅子舞が舞って子供たちを喜ばせていた。なんともおもしろい光景にであうものだ。
このお寺は、日蓮上人が旅の途中でお亡くなりになったお寺
〒146-8576
東京都大田区池上1-1-1 TEL 03-3752-2331
○東急池上線「池上駅」下車徒歩10分
○都営浅草線「西馬込駅」下車徒歩12分
○JR京浜東北線「大森駅」より池上駅行きバス(20分)「本門寺前」下車徒歩5分
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