仁和寺は、とてもゆったりとしたいい時間をすごしたお寺でした。
京福電鉄「嵐電」)の御室仁和寺駅をおりて真正面に仁王門です。
御室仁和寺の駅前
仁王門をくぐると別世界を感じます
広い参道です。その先に中門、左手には御所です。
中門を抜けるとやっとお寺の境内という雰囲気になりました。
境内も広いです。左には御室桜、右には五重塔、正面には金堂が見えます。
御室桜
花見の名所として有名です。御室桜は背が低く、遅咲きです。
約200本の桜の木。満開の桜も見てみたいものです。
仁和寺五重塔(重要文化財)
各層の屋根の大きさがあまり変わらない江戸時代の建築です。
国宝 仁和寺金堂
本尊は阿弥陀如来、江戸時代の再興されました。
仁和寺の創建は、第59代宇多(うだ)天皇である。宇多天皇は31歳で譲位し出家、仁和寺にに室を構えて生涯ここで過ごした。御室(ぎょしつ)という天皇が移られた特別な地の呼び方である。仁和寺が御殿を含めて現在の配置にあるのは江戸時代からである。
応仁の乱のさなか、1468年応仁2年9月、仁和寺に陣を構えていた西軍に対し、東軍が攻撃を加え、仁和寺の御室をはじめすべての堂塔は消失し焼け野原になってしまった。
法灯は真光院でわずかに維持され、ようやく江戸時代になって、徳川家光が金20万両を寄進し、また御所からいくつかの伽藍を移築整備したことで復興された。
御殿と呼ばれるその区画は、優雅で独特な雰囲気がある。
宸殿を中心に、黒書院、白書院、霊明殿、そして白川砂を敷き詰めた南庭、池を配した北庭、二箇所の茶室など王朝の雅をしのばせ、ゆったりとした気分に浸れます。
仁和寺の雰囲気はとても好きで、ゆったりとした気分になれる。
時間を忘れるほどいた感じがする。
徒然草の話、御室桜などまだまだ知りたいことも多いので、またいつか再び訪れるのは間違いないと思う。
新版 古寺巡礼京都〈22〉仁和寺
佐藤令宜(仁和寺門跡)
草野 満代 (アナウンサー)
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